合成シャンプーって何が悪いの?②
2016/11/24
合成界面活性剤とは?
さて、私のカピカピ乾燥肌の犯人「合成界面活性剤」
名前は聞いた事ある!って方は多いと思いますが、いったいどんな奴なのでしょうか?
医学博士 坂下栄著「21世紀の子供達と地球のためにお母さんができること」によると
・水と油はお互いにはじきあう。それは、それぞれが物質ごとに自分自身だけでまとまろうとする性質があるからで、それを「界面張力」という。
・「界面張力」を失わせ、本来なじまない水と油をなじませる役割を果たすのが「界面活性剤」
・その役割によって、衣類についた汗や脂汚れ・食器に付いた油汚れを水の中に混ぜこませて洗浄する
とあります。
たしかに、食器用洗剤の裏側をみると「界面活性剤」と一番最初に書いてあります。
ここまでだと「界面活性剤って必要なものじゃないの?」と思います。
続きがあるんです。
・界面活性剤は「石けん」と「合成界面活性剤」の大きく二つにわけられる
・石けんは、自然の油脂を使い、太陽エネルギーを使っても作れるもので、生態系に組み込まれた、自然を破壊しない安全な物質。
・合成界面活性剤は、多くは石油から合成された人工の物質。
・自然には分解されにくく、自然界を汚染し、生態系を破壊する。
・・・怖くなってきましたね(汗)
そしてここからです!!
「水で薄めても界面活性作用を発揮しつづけ、人間の体内に侵入するといつまでも分解せず、細胞に対しても同じような働きをする」
なのだそうです・・・・
人間の肌の表面は、皮脂膜という脂の膜で覆われています。
その下には「角質層」という水と脂の層があります。
ここの部分で、肌内部のうるおいを保ったり、紫外線や乾燥や外気の有害物質から守ったりしてくれているのです。
界面活性剤の働きは「水と油をなじませる」(脂を溶かす)わけですから
皮脂膜も溶かされ、水と脂の層である角質層も溶かされる・・・という事になります。
クレンジングや洗顔料は洗い流すから大丈夫!!!と思うかもしれませんが
「水で薄めても界面活性作用を発揮し続ける」とありますから
肌にずーっと残って脂を溶かし続ける
って事ですよね。
そりゃ肌もカピカピになるはずです・・・・。
ちなみに、洗顔後につける化粧水やクリームにも合成界面活性剤が入ってますから
「乾燥しないように」と思ってつけているものも
乾燥に拍車をかけていた・・・という事になるんです。
まさに踏んだりけったり笑
で、溶かされた皮膚表面からは更に合成界面活性剤がバンバン入っていくから
身体の細胞(細胞膜も脂で出来てます)にもバンバン入っていって
細胞溶けちゃうって事ですよね・・・・?
乾燥肌どころの話ではなくなってきました(汗)
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