アトピーが起こる原因が特定できないのはどうして?
2016/11/24
アトピーって、ほとんどの場合小さい子どもの頃に発症するんです。
皮膚科に通って、ステロイド系のお薬を塗ってはまたアトピーが出る……ということを繰り返していませんか?
これって、結局は対症療法で、病気の原因を治しているワケではありませんよね?つまり、症状が出た時だけ、症状を抑えるようなお薬を使っているだけで、アトピー自体を治療していることにはなっていないのです。
この数十年で原因不明の病気が増えたという、こわーいお話しはしましたが、どうして原因不明なのでしょう?
有害化学物質が原因ではないか?という婦人科医や皮膚科医がいらっしゃいますが、合成化学物質が地球に登場したのと、原因不明の病気が多くなったタイミングが同じって、気になりませんか?
わたしたちは、知らないうちに有害化学物質を身体の中に取り入れているとしたら?
こわいですねー。
でも、今や、空気中にも、土にも、海水にも雨水にも、有害化学物質は忍び込んでいる可能性があるんですよ!それが食品や日用品としてわたしたちの身体の中に入るんです。
わたしたちの口や皮膚、呼吸からさえ有害物質は入ってきます。それらは、肝臓に溜まったり、血液にのって身体中をめぐったりします。
しかしながら、いつ、どこで、どんなかたちでこれらの影響が現れるかはわかりません。アトピーになったり、アレルギーの病気になったりしても、原因が特定されることは本当に珍しいことなのです。
赤ちゃんの頃に発症することが多いアトピー性皮膚炎は、お母さんの胎内で有害化学物質の影響を受けたことが原因とする考え方が有力ですが、じゃあ、そのお母さんはどの有害化学物質の影響を受けていたのか?までは今のところ特定できていないんですね。
どうして特定できないかというと「環境ホルモン」と呼ばれる有害物質は、ほんの少しでも身体に与える影響が大きいんだそうです。
30年ほど前から叫ばれてはいますが、まだまだわからない、解明されていないのが「環境ホルモン」なのです。
それでも、存在していることは確かです!
現代のような生活をしていて、有害化学物質をすべてよけて通ることはできないかもしれません。あまりにもこだわり過ぎると、かえってストレスになりますので、できることからやりましょう!
そのためには、何が良くて何が悪いのか、知ることがとても大切ですね!
一緒に勉強していきましょう!
36