毎日のお通じが、有毒物質を追い出すのに最高の方法!
2016/11/24
食べ物に含まれる有害化学物質は、口から入ってきたら胃や腸で消化されますよね。その後、栄養素は身体に吸収されますが、消化・吸収されずに残った成分は大腸から便として外に出てきます。
肝臓が解毒して、腎臓でろ過もされますが、有害化学物質は老廃物として一部、便に含まれることもあるそうです。
身体に入り込んだ有害化学物質は、75%が便になるんですって!
それでも、あと25%はどこへ?!
尿として20%、汗で3%、そしてなんと、毛髪に1%、爪に1%の割合で出て行くんです。
なるほど、爪で健康状態がわかる、なんて話も聞いたことがあります。ヒ素などの毒物も、毛髪から出てきますよね。
わたしたちの身体って、本当によくできています!
便が一番効率的!
有害物質をためこまず、身体の外に出すには、75%もの割合を持つ便で出すのが最も効率的です。
では、毎日お通じがこなかったら、どうなるのでしょうか?
腸内環境がどんどん悪くなり、長い時間毒性のあるものが腸に留まることになるので、悪玉菌は増え、有害物質が溜まりやすくなってしまうという悪循環に入ってしまいます。
とはいっても、女性はもともと慢性の便秘を抱えている人が多いですよね!
食物繊維を多く摂り、肉中心の生活をうまく変えていくことが必要になります。腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが良いと、便通がよくなるんですって!
善玉菌と悪玉菌
主な善玉菌とは、ビフィズス菌です。よく耳にしますよね!
これは、ブドウ糖を醗酵して乳酸と酢酸につくりかえる細菌で、整腸作用があったり、病原菌の増殖を防いだりしてくれているんですよ。
一方、悪玉菌代表選手は大腸菌です。
もちろん便の中に大量にいますが、下痢や便秘を引き起こし、有害化学物質の排出がスムーズにいかないどころか、毒素を持つ腐敗菌や発がん性物質をつくりだしたりもするんです。
だからといって、悪玉菌を全員やっつけろ!というのは間違っていて、ちゃんと役割があって、善玉菌とバランスを保っているから、善玉菌がちゃんと働けているんですよ。
●善玉菌を増やそう
善玉菌を増やすというより、悪玉菌を増やさないことが大切です。
高たんぱく質、高脂肪の食事はよくありません。
食物繊維の多い食事をとり、ストレス、不規則な生活、運動不足にならないように生活しましょう!
そして、乳酸菌、オリゴ糖といった善玉菌の大好物を積極的に摂りましょう!
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