無添加が気になる人へ

teire.jp

*

医薬部外品って、本当に安全?本当に効くの?

      2016/11/25

医薬部外品って、本当に安全?本当に効くの?

「医薬部外品」とか「薬用」って聞くと、なんだか
「効きそう!」と思ってしまっていませんか?

そもそも、医薬部外品と薬用の違いがわかりますか?
……、実は同じ意味なのです。
では、医薬部外品ってなんでしょう?
薬事法によって決められた分類で、
・化粧品
・医薬品
・医薬部外品

の3つに分けられます。

化粧品とは、美容を目的とした商品のこと。
医薬品とは、治療や予防に効果のある成分が配合された薬品のことで、医師の処方箋がいります。なかには一般医薬品という、処方箋なしで買えるものもありますね。

さて、医薬部外品とは、厚生労働省が許可した効果・効能に効く成分が、一定の濃度で配合されているもの。医薬品と違って治療というより予防を目的に作られています。そして、効果・効能をうたって宣伝することができます。

ここまで聞くと、ふむふむ、やっぱり医薬部外品って効くんじゃないの!化粧品は薬用って書いてあるやつにするわ!なんて、思ったりしますよね?
しかし、注意しなければならないのは、化粧品は全成分を表示しなければならないのに対し、医薬部外品は、すべての成分を表示する義務がないということです。

医薬部外品って、本当に安全?本当に効くの?
え?じゃ、わからない成分が入っているかもしれないってこと?

そうなんです!
アトピーの人が一番気にしたいはずの、自分が避けなければいけない成分が、表示されていない可能性があるということなのです。

現在では、アレルギー反応を起こしやすい物質や有害性が強いとされる物質についてのみ表示されているようですが、
判断しているのは化粧品会社ですから、自分にとって安全とは言い切れません。

一方で、化粧品は全成分が表示されてはいますが、配合量は決められていないために、いったいどれくらい入っているのかはわかりません。
医薬部外品って、本当に安全?本当に効くの?
安易に「医薬部外品」や「薬用」なら安全だろう!と決めつけるのは本当に危険です。もちろん、ある特定の効果を求めるなら、医薬部外品も有効でしょうが、アトピーやアレルギーを起こす成分が入っていないとは限らないのです。

できるなら、試供品をもらい、二の腕などでパッチテストをしてから使いましょう。

72

 - 医薬部外品 ,