ミネラルって何のことか知っていますか?必須ミネラルのお話
2016/11/24
ミネラルって、お肌によさそう〜
そんなイメージですよね?
最近は、無添加で安全な化粧品(というイメージ)のミネラルコスメもよく出回っていますよね。
では、ミネラルって何か知っていますか?
これは、栄養学的には金属類のことなんです。
「え?」と思うでしょう?金属というと、鉄のかたまりや金や銀のことを思い浮かべてしまいますもんね。
でも、ミネラルというのは、金属類、または無機質と呼ばれるものです。欠乏するともちろん健康を害したりもします。
だから、栄養素として摂る必要のあるミネラルを「必須ミネラル」と呼んで、キチンと摂取することをすすめられているんですね。
具体的には16種類あって、
カルシウム、リン、カリウム、硫黄、ナトリウム、マグネシウム、亜鉛、クロム、コバルト、セレン、鉄、銅、マンガン、モリブデン、ヨウ素 です。
この中で、最初に挙げた6つが「主要ミネラル」と言って、
一日に100mg以上摂りたいもの。
その後の9種類は「微量ミネラル」と言って、一日に100mg以下でいいものを差します。
ミネラルが金属類だったというのが、ショックでしたか?
でも、「必須ミネラル」は欠乏すると健康も美容も損なうので、気にしてしっかり摂りたいですね。
●必要のない有害金属
一方で、身体にはまったく必要ないどころか、毒になってしまう金属だってある訳で、それらが身体に入ってくると、健康をおびやかすことだってあります。
工業用資源として加工されていたりして、わたしたちの身近にあったりするので、本当に気をつけたいです。
特に鉛は身近にもたくさんあり、有害性が高いので、気をつけましょう。
ローマ時代から鉛中毒というものがあったそうで、特に女性の不妊や流産、自然に深く関わっていたのではないかと言われています。
それに生まれてきた子どもにまで、高度の精神障害を引き起こす危険性があるというので怖いですね。
実は現代でも鉛は使われていることもあるので、日常生活で身体の中に入ることがないよう、気をつけましょうね!
昔はおもちゃの原料となっていたこともあります。乳幼児は鉛の吸収率が高いので、お子さんは特に注意してあげましょう!
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