香りつきの柔軟剤、アトピーの人が使っても大丈夫?
2017/01/15
最近、香り付きの柔軟剤が流行っていますよね〜。
あれって、海外の影響らしいですけど、日本でも香水をつけるよりはって、使ってる人が多いみたい。
でも、電車の中で強烈な柔軟剤の香りがして、具合が悪くなっちゃった人もいるのよね。
本当に、香り付き柔軟剤って安全なのかしら?
という訳で、調べてみました。
元々柔軟剤は、洗濯用合成洗剤を使っただけではごわつく洗濯物を、文字通り柔軟にするために開発されたもの。
昔から香り付きだったけど、今はわざわざ香り付けをするための柔軟剤って感じの商品まで市販されてるわね。
これって、本当に安全で、特にアトピーの人が使っても大丈夫なのかしら?
2013年に、国民生活センターは「柔軟剤の香りで体調を崩した」と訴える相談が急増していると発表しているの。
相談のうち6割が頭痛や吐き気の体調不良、また、7割は他人の柔軟剤の使用についてだったそうよ。
海外セレブのイメージなのでしょうか、ブームになっていますが、迷惑している人がいることも考えなくちゃね。
それに、香りの成分は「フェノール系」とか「テルペン系」とかの抗菌作用がある物質で、アレルギー作用を起こすこともあるそう。
化学物質過敏症の人は、おちおち外出もできないし、隣の家の洗濯物のニオイで、窓も開けられないっていうトラブルもあるんだって。
もちろん、アトピーの人やアレルギーの人が使わない方がいいことは、一目瞭然ね!
さて、海外から火がついたブームとはいえ、ここは日本。
香水をつける文化もあまりなく、強烈な香りは、たとえ自分はいい香りと思っても、他人からしたら不快なもの。
そして恐ろしいことに、鼻ってニオイに慣れるから、自分ではそんなに強烈なニオイを放っているとは自覚していない人も多いの。
とにもかくにも、健康を第一に考えるなら、そもそもの目的から外れた売り方をしている柔軟剤には疑問を持つべきよね。
特に、洗濯物は直接肌に触れて、経皮毒の可能性もあるから、ブームだからって簡単に手を出す前に、よくよく成分表を見てみましょうね!
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