浸透するのは良い成分ばかりではない
2016/11/24
合成界面活性剤は、皮膚(角質層)のバリア機能を溶かして破壊する。
破壊されているからお化粧品が「浸みこむ」感じがする。
・・・というお話をしましたが
え?良くない?
コラーゲンとかヒアルロン酸が浸みこむなら良くない?ダメなの????
という疑問が湧いてきますよね。
確かに、コラーゲンやヒアルロン酸は「保湿剤」としてお化粧品に添加されていたりします。
ただ、そのコラーゲンやヒアルロン酸も化学的に合成されたものがほとんどで
あなたのお肌を構成しているコラーゲンやヒアルロン酸とは全くの別物です。
コラーゲンはほとんどが豚さんから抽出されたものでしょうし(T▽T;)
私たちのお肌を構成している成分は、お肌の内部から作られているのです。
外から塗布したものでその成分を補う事は不可能です。
(かと言って、コラーゲンのサプリを飲めば良いかと言われるとそれも・・・・笑
それはまた別の機会にお話するとして)
百歩譲って、お肌にすごーく良い成分が配合された化粧品があったとしましょう。
合成界面活性剤の力で、その良い成分がお肌の奥まで浸透したとしましょう。
残念ながら浸透するのは、良い成分だけではありません・・・・(T_T)
消毒剤・合成界面活性剤以外の乳化剤・殺菌剤・防腐剤・酸化防止剤・合成香料・合成着色料
などなど・・・・
皮膚刺激や肝機能障害や腎機能障害の危険があるとされているものや
発がん性物質や環境ホルモンの疑いのあるその他の有害物質まで
どんどん肌から体内に入って来ちゃうのです
( ゚ ▽ ゚ ;)
健康なお肌であれば、角質層のバリアで体内へ侵入しないように堰き止めてくれているものを
合成界面活性剤と一緒に配合されているがために
バリアが壊されてしまい
どんどん肌から体内に入って来ちゃうのです
( ゚ ▽ ゚ ;)
(大事な事なので2回言いましたよ)
一回の使用では微々たる量だったとしても
最近は赤ちゃんにも「ベビーシャンプー」や「ベビークリーム」を使うのが普通。
清潔志向で毎日お風呂に入り、シャンプーやトリートメントも毎日。
その生活、何年続けていますか?
どんなに良い成分が配合されていたとしても
プラスマイナス ゼロ どころか
完全な マイナス だと私は思います。
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