お肌ってどうなってるの?その3
2016/11/24
角質層のバリアを壊している?
角質層の厚さは0・02ミリ
化粧品が浸みこむのは角質層まで
バリア機能の重要ポイントは角質層
というお話をしました。
角質層のバリア機能がある事で、体内に有害な物質が入ってこないようになっているのです。
本来は!!
本来は・・・・。です。
角質層のバリアは強力で、健康なお肌だとお化粧水も「浸みこむ」感じはしないはずです。
(浸みこむ必要がないからです。)
ですが、お化粧水や美容液は「浸みこむ」感じがすると
効いてる!!(///∇//)
という感じがします。
この効いてる!!という感じを消費者に与えるために
合成界面活性剤
が配合されていたりします。
復習してみましょう。
合成界面活性剤の大きな目的は「油と水を混ぜる」事でした。
そして角質層は脂と水が層になっているような構造です。
簡単にいってしまうと、脂と水を混ぜて溶かして角質層のバリア機能を壊しているのです。
肌を覆っているバリアに無数の穴をあけていると想像してください。
その穴から化粧品が入っていってしまっているのを
浸みこんでる!!
効いてる!!
潤ってる!!
と勘違いしているだけなのです。
ですが、バリア機能が壊れてしまっているのでその
「潤ってる!!」という感覚は一瞬で
壊れたバリアからは、水分はどんどん蒸発してしまうわけです。乾燥するわけです。
その乾燥を防ごうと、これまた合成界面活性剤が沢山入ったクリームや乳液を塗ります。
さらにバリア機能は壊れます。
乾燥は酷くなります。
それをなんとかしようとまた塗って塗って塗って・・・・
ほ~ら悪循環の出来あがり!!(/TДT)/
以前、お肌のすごーく綺麗なおばあちゃんが「お肌に何もつけた事がない」と話すのを聞いた事があります。
合成界面活性剤の悪影響を受けていないからだと思います。
ほんと。バリア機能を壊すものをつけるくらいなら
何もつけない方がマシですよね。
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